「記憶力には自信が無い」でも「しっかり記憶して試験に受かりたい」受験生へ
記憶術を使って第一志望に合格する、資格試験に一発で合格できることは
もちろん大きなメリットですが、あなたが勉強をする本来の目的は
社会で活躍することだと思います。
(もし、試験に合格することだけが目的であれば、
他の人が紹介している"試験の裏技テクニック"などの方が
簡単で取り組みやすいでしょうから、そちらをお勧めしておきます)
ユダヤ式記憶術を使い試験勉強をすると、本当の実力を身に付けることができます。
例えば、資格試験に受かった後、その分野の専門家として活躍していこうとしたら、
海より広く深い知識が必要になるでしょう。
そのときに、丸暗記の知識ではとうてい成功は難しい、ということです。
本当の実力を身に付けられるのは、次の理由によるものです。

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・・・長期記憶になる理由については既に述べたとおりですが、
例えば司法試験に合格したとたんに法律の内容を忘れてしまったら当然仕事にならないので、
仕事で成果を出そうとしたら勉強したことを長期的に記憶している必要があるという意味です。
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・・・この点については前述の脳科学者 池谷氏の言葉を引用しておきます。
『 もちろん、論理だった記憶方法は、学校の勉強のためだけに有用なわけではありません。
なぜなら、丸暗記は覚えた範囲の限られた知識にしか役立ちませんが、
理論や理屈を覚えると、その論理が根底にあるすべての事象に活用できるのです。
したがって、同じ記憶量でも、理論的な記憶の方が高い有用性を発揮します。
いうまでもなく、日常生活においてもこれは応用範囲の広い記憶方法です。』
(「記憶力を強くする」 講談社刊)
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・・・この点については、私は大学院での修士論文の制作に
ユダヤ式記憶術の体系を使い、大いに役立ちました。
修士論文では、一定の論理を持って、ある結論を導いた論文を書かなければなりません。
そして論理的な整合性を維持するために、自分の考えに
何が抜けているのかを自分でチェックする必要があるのですが、
ユダヤ式記憶術の体系図を使うとチェックが容易にできるのです。
簡単にユダヤ式記憶術で使う体系図式について説明すると、
もともとは「世界がどのようにしてできたか」を古代の人たちが抽象的な図式で説明したものです。
したがって、「何かが発展(成長)して何かに変化する」というような
内容を説明する(図式化する)のに最も適した図形であり、
また「調和の取れた状態」を表すことから「様々な要素が調和している」
ことを図式化するのにも適しています。
この図式には、ありとあらゆる要素がそこに含まれているので、
もれなく全分野を網羅することができるのです。
哲学的な言葉で言うと、弁証法や二元論的対立、三すくみなどの概念も入っています。
この図式を使うことで論理的な整合性を維持でき、
また論点に成り得ることも一通り押さえられているので、抜けがなくなります。
言いかえると、「何かが生み出される過程」であれば、
おおよそ全ての事柄に当てはめることができますし、
「いくつもの事象・説が対立し、その対立を克服する中でより高次元の解決が得られる」
ような分野(法律学、哲学など)でも効果的に使うことができます。
社会で活躍できる方法論と書きましたが、
ユダヤ式記憶術は、そういう志を持った人にこそ本当に使いこなせるし、
使っていただきたいと思います。
試験という枠を超えたメリットの大きさこそユダヤ式記憶術の本質です。
念のためですが、試験に受かるためだけの裏技テクニックや
即席テクニックに興味のある方には役に立ちません、とお断りしておきます。
30年ほど前から変わってない日本の記憶術
瞬間記憶術を、誰にでも効く魔法の薬のように宣伝する
⇒多くの人が高いお金を払う
⇒イメージ連想などのトレーニングを行い、挫折する ⇒記憶術はもう二度とやらない、となる
⇒また新しい人が魔法の薬を期待して申し込む
⇒トレーニングを行い挫折する
⇒また新しい人が申し込む
・・・・という繰り返しの構図がありました。
こういった業界の悪習と言える部分を活字にし、正面から疑問をぶつけたのは私の知る限り
初めてのことだと思います。
紙面の都合で詳しくは書けませんでしたが、
「これは私が独自に開発した方法です」と記憶術の指導者のほとんど全員が言っている割に、
中身を見ると昔ながらの連想記憶術を焼き直しただけ・・・といったことも
昔から延々と繰り返されています。
さらに、広告でよく見る「成功体験談」なども、最近は文章作成を顔写真付きで
請け負う業者も活況を呈しているそうです。
できすぎな話は決して鵜呑みにせず、
理論がしっかりしているか、理屈が納得できるかどうかを冷静に判断されることをお勧めします。
なお、ひとこと瞬間記憶術の名誉のために申し上げると、
アンチエイジングための脳トレーニングという意味では意義があることだと思います。
さて、私が一番主張したかったことは、記憶術を使って試験に合格することは大事だけど、
その後で社会で活躍することが最も大事である、ということです。
そういった高い志を持った方にはぜひユダヤ式記憶術の方法論を使って、
一生使える武器にしていただきたいと思います。
教材の中では、ユダヤ式記憶術の他にもいろいろな方法を紹介していますが、
それらのほとんどは読んだその日から使ってみて効果があらわれる方法です。
よくありますが、延々とイメージトレーニングの問題が出てきてお終いというものでは無いので
ご安心ください(笑)。
まずは、記憶するのに一番合理的でラクな方法(="王道の方法")を使って
目の前の試験をクリアしてください。
そして、記憶術を武器にして今度はあなたがぜひ社会で活躍し、成功してください。
志を持った方には、私も心より応援させていただきます。
■思い出すのに強い方法
ユダヤ式記憶術が、思い出すのに強い方法である理由は次の通りです。
1.ユダヤ式記憶術では、覚える事柄同士に意味のつながり(理屈)を
持たせて覚えていきます。
2.ユダヤ式記憶術の図式は"思い出すきっかけ"をたくさん
持っているからです。
ユダヤ式記憶術では物事を体系的に覚えていきますが、
その際に真に体系化して整理します。
その体系化の方法の中に、様々な"思い出すきっかけ"が
頭に入る仕掛けがあります。
3.ユダヤ式記憶術で使う体系図式は、
「抜けなく思い出せる図式」になっているからです。
■才能が必要ない方法
ユダヤ式記憶術を使うために、右脳を使う瞬間記憶術のように
"ある種の才能"は必要ありません。
普段私たちがよく使っている左脳(論理脳)を十分に活用する
方法論だからです。
ある程度論理力が発達している人であれば、誰もが使える方法論です。
才能が必要ないもう一つの理由として、
覚えるときに使う体系図がシンプルである点があげられます。
もし体系図が複雑なものであったり、種類がいくつもあったら、
使いこなせる人は限られてしまっていたでしょう。






















